ToSUe's Bibliothek

腎臓、透析、リウマチ・膠原病を専門とする内科医です。面白かった本や日々感じたことの他に、個人的に関心がある腎病理に関する論文なども紹介していきます。

書籍紹介「透析スタッフのためのバスキュラーアクセス超音波検査」

透析スタッフのためのバスキュラーアクセス超音波検査

透析スタッフのためのバスキュラーアクセス超音波検査

  • 作者: 村上淳,廣谷紗千子,末光浩太郎,野口智永,小野淳一,八鍬恒芳,小林大樹,木船和弥,山本裕也,人見泰正,小川智也,真部美穂,三木俊,尾上篤志,鈴木敦,若林正則,鈴木雄太,瀧澤亜由美,真崎優樹,平山遼一,下池英明,若山功治,佐藤純彦,安部貴之,鎌田正,?森佳代,赤松眞,佐久間宏治,松田政二,春口洋昭
  • 出版社/メーカー: 医歯薬出版
  • 発売日: 2017/06/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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[内容紹介] Amazon ホームページより
透析施設で透析スタッフが使用するVAエコーに焦点を当てた実践書!
●穿刺困難,脱血不良,シャント閉塞などは血液透析が行えるかに関わる問題であり,そのような状況でどのようにシャントエコーを使用していくのか,その具体的な方法を示したこれまでにない画期的な一冊.
●本書では,透析スタッフが透析施設で使用するエコーに主眼を置いて編集し,シャントの解剖や基本的なプローブの走査法,また機能評価・形態評価についての考え方をわかりやすく解説.
●特に,穿刺におけるエコーの使用法については,穿刺前の血管の確認から,エコーガイド下穿刺,穿刺後の針の修復などを詳細に記載.
●見やすいオールカラーの紙面と,図表・写真・イラストを多用したわかりやすい解説.

 

[読後所感]
前回に続き、シャントエコーの本の紹介です。本書の中でとても参考になったのが、シャントの理学所見のとり方のページでした。エコーの本でありながら、狭窄部位を聴診と触診でどのように同定していくかがとても詳しく書いてあり、血管外科の先生に実際の患者さんのシャントを触診しながらレクチャーしてもらっているような内容でした。その他にも、シャント瘤内の壁在血栓の有無も触診で評価する方法など、目からウロコのテクニック満載でした。あとは、シャントトラブルに対しての介入基準や、PTAなどの介入をしたあとのフォローについてもフローチャートで視覚的に示してくれていて、理解しやすい作りになっていたのもとても良かったです。

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[今日のBGM] ライブ観てきました!カッコよすぎてシビれました!

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